ramenhenzinのブログ

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「タコソバ」(限定商品) 麺ハウス こもれ美

2018年8月26日 夜勤明けに訪問

https://tabelog.com/rvwr/006636909/

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つい先日
「こもれ美」の店主と「上々」の店主は、知床半島に出向き、食材探しの旅を終えたばかり、ツイッターによれば「上々」の店主は「豚醤、羅臼昆布、鮭節」等を購入し、帰路に着いた模様
「上々」は早速、これらの食材をメニューに使用するみたいです
「こもれ美」はもうちょい気温が落ち着いてから、メニューに使用するみたいです

 


鮭節は知床羅臼が発祥で佐野実氏も生前元気だった頃は、知床羅臼にまで出向いて鮭節を体験し、鮭節の魅力に圧倒されたようです

(a)http://www.sakebushi-asakura.com/story.html羅臼『鮭節』の父、朝倉奉文氏
(b)https://ameblo.jp/sanominoru/entry-11302506628.html朝倉奉文氏と佐野実

 


さてさて本日は限定「タコソバ」が好評と言う「こもれ美」へ向かいます
平子燻製を使用した「煮干そば」も非常に魅力的でしたが、そこはグッと我慢し初志貫徹

 

 


「タコソバ」850円

 

 


レギュラーメニューと同じ多様性のある器で登場
具がボリュミーですね
レタスのコブドレッシング添え、トルティーヤチップス、トマトソースと大粒に切られた玉葱の組み合わせ、パラペーニョピクルス、くし切りのレモン、中央には肉味噌が見え隠れしてます
冷製を予想してましたが温かい状態で提供されました

 

 


①先ずはミックスせずに麺だけを啜ります
麺を持ち上げようとすると丼の底には、辣油がワイドに広がっており、具を掻き分けるように持ち上げる事となります
麺を啜りますと胡麻油がブレンドされた自家製辣油と若干の酸味と甘味が一体した味わいです
具を1ツマミずつ頂くとトルティーヤチップスは無味で、トマトソースと玉葱の組み合わせは酸味の効いたサルサソースかと思いきや、トマトの酸味に無味の玉葱の為、やはり「まぜソバ」として機能する為に具があるのだと気付かされます

 

ミックスする前にパラペーニョピクルスをいただくとこれが美味しい
登米市の契約農家から仕入れているというパラペーニョは「こもれ美」独自で酢漬けされ、まさにピクルス、若干の辛味を伴う酸味と肉厚なピクルス、これはお酒のツマミに非常に合いそうな味わい

 

 


②次に中央の肉味噌を嗜むと、ガラムマサラコリアンダー等のスパイスに甘味中心の味わいを感じます
ベースはレギュラーメニューの担々麺に使われる肉味噌と同じように甜麺醤の甘味が強い味付け、これを中心に全体をミックスしレモンを絞ります

完全に「まぜソバ」となり食べます
酸味が先行し、さらに全体を支配するのかと思いきや、酸味はそれ程でもなく、むしろ具の中に隠れてたチーズがトロミで全体を中和支配します
甘味が強い辛味のある「ジャンキーなまぜソバ」という感じ


麺はレギュラーメニューで提供されてる、切り刃12番手、加水率35%程の中加水、平打ち気味の太ちぢれ麺でモチモチ
「まぜソバ」にはピッタリですね

 

 


③具をミックスすると、とろけたチーズ効果で「和中印墨折衷ラザニア風のまぜソバ」だという事に気付き、底の辣油と肉味噌だけだとタコスの感じはせず、むしろ印度テイストに中華テイストがミックスされたアジア大陸のペースト、具のパラペーニョピクルスとトルティーヤチップスにだけメキシコ南米タコス風味を感じます

 

サルサソースか?と思った玉葱とトマトソースの酸味に頼った組み合わせは跡形もなくなり、全体に一部として中和されてしまいました

 

・甘味→肉味噌で中華風、ソースとして一部機能するトマトで若干洋風
・辛味→自家製辣油で中華風、スパイスで印度風
・酸味→酢で和風


甘味に厚みがあり、辛味も強く、酸味が弱い
この全体感だと「サッパリ爽やかな酸味」がもっと欲しいとなり、タバスコを何度か振りかけます
酸味が若干増し、辛味がさらに圧倒的になります

これはこれで旨いし「ジャンクなまぜソバ」として1つの答えだが
個人的には具をミックス「まぜソバ」に変身した時の段階でもうちょっと「サッパリ爽やかな酸味」が強い方が好みかな

 


個人的好みとしては
底辺の自家製辣油に無添加の酢をもっとブレンド(もしくは酸味の効いた唐辛子オイルを別で作る)
肉味噌も印度風にスパイシーなのは良かったが中華風な甘味が不要かなー
トマトと玉葱の組み合わせもレモン汁で酸味、風味でニンニクを効かせ、食感味変でピーマンの微塵切りも配合しサルサソースとした方が好みかな
それで厚みは貝出汁をブレンドした塩ダレに頼り「酸味と辛味がサッパリ爽快に一体化する冷製まぜソバ」の方が好みだったかなー

 

まあ好みの問題だと思います

 

この「ジャンキーで濃厚な甘味辛味のまぜソバ」はハマる人は凄くハマりそうです
このテイストだとやはり最後は白米を丼にブッコミ混ぜメシが鉄板の流れでしょうね
併せて、コーラ等の炭酸飲料ガブガブ飲みながら、麺をズルズル啜りまくるのが合うと思います

 

しかし、まぁ限定商品の発想が本当素晴らしい

 

ジャンキーなまぜソバ
このジャンキー感、久しぶりに食べました
懐かしくなりました
ごちそうさまでした