ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「鶏塩中華そば」 魔界ラーメン 月光

2018年9月28日 夜 訪問

 

10分程で着丼


「鶏塩中華そば」680円 大盛 100円

https://youtu.be/ZsxDvd7QzyQ


黄金色の透き通ったスープ
激熱が伝わって来ます
コリコリの親鶏のモモ肉、糸唐辛子、細切りメンマ、輪切りのネギ
と具は至ってシンプル

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スープをいただきます
大盛で頼んだ事失敗しました
スープがいつもより若干薄いです
スープの中身は…………………………「水、鶏」です!(笑)

恐らく上記にプラスで
塩そのものと若干の化調の結晶が配合されてる気がします

先ずこの激シンプルさが好きなんです!

そして
券売機に「アッサリ」と書いてますが、全然アッサリじゃないです(笑)
かなり濃厚です
そして、全然「中華そば」っぽくないです
かなりコアな味です

鶏油で激高温、鶏の濃厚液体、ツーンと塩角、凶暴トリラー
これが特徴だと思ってます(笑)

 

若干、化調です
出来れば、グルダミン酸ナトリウム等の結晶は金出してまで啜りたくはありませんが
魔界のスープは、化調無化調等ぶっ飛んでしまうような潔さが気持ち良い濃厚なスープです

地鶏等の銘柄鶏は使ってないと思われ「普通の鶏」だと思われますが、鶏ガラの骨の旨味・鶏の頭の部分やモミジの臭みをじっくりじっくり清湯で抽出したスープ

スープというより鶏から出た旨味が凝縮した液体という感じでしょうか
しかも骨の髄から出た旨味を掻き集めた感じです

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通常ニボラーは
煮干のエグミ苦味を好んだりしますが、トリラーは鶏の臭みを好んだりします(笑)

非常にユニークな発想を具体的な味にし得てる店主の異端の才にぶったまげてしまいますね
普通のラーメンをイメージして、食べに行くとユニークな味に先ずは驚嘆するはずです
ユニークな味なだけでなく、ユニークに旨い

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麺(製麺所不明)
麺変わったかな?
以前はもっと中加水よりの低下水な感じでしたが、加水率は多加水38%な感じです
麺肌に鶏油を含んだ鶏液体の旨味香りが、ガッチリ絡み、切り刃20番手麺でツルツル火傷しそうになりながら啜るのが、魔界を味わう醍醐味、ブチブチ食感です

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ちなみに
「ブタカツオ」も、ただの濃厚白湯ブタスープではありません
そば汁の如くの和を感じる鰹節等の和風出汁と豚白湯をミックス
温かいそばの豚白湯バージョンのようなユニークさ、それを中太の中華麺で啜るという一杯

普通の枠組みに完全に収まっていないのに
完全にぶっ飛んでる発想で美味しいとまとまっているのだから、凄い

 

親鶏のモモ肉チャーシューは醤油付けが施され、コリコリコリコリ食感、噛めば噛む程、鶏を味わえます
糸唐辛子が激熱鶏一辺倒のスープに清涼感のある香りを添えてます
メンマもコリコリの為、鶏チャーシューと間違えてしまいます

 

久しぶり食べましたが、このユニークな味は健在ですね
美味しかったです
ごちそうさまでした

今度は「男峠」に挑戦してみようか…(笑)