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鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「豚骨醤油らーめん〜香味抜き〜」ふうふう亭

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「豚骨醤油らーめん〜香味抜き〜」 730円

 

着丼
大量のネギ、分厚い豚バラチャーシュー、半熟煮卵、メンマと中々のボリュームの割に丼が小さめで見た目に空きがありません

まずはスープを一口
豚骨白湯バリバリです
香味油抜くと純粋な豚骨のみとなり、塩味に欠けるかと想像していたら、全然違う
軽めの醤油ダレのカエシが純豚骨が故に、絶妙に表情を出し塩味として活きています
個人的には「香味抜き」の方が断然好きだなー
無化調故に、豚骨の表情の出方が全然違う
脂で誤魔化してないし、ドロドロでもない、サラサラでもない、無化調純豚骨でトロトロという感じです
まさに豚骨の「髄」と「骨」の味までも混じり気が無い状態で味わえる感じ
当然、豚骨の臭みも旨味
そのくせ、スーーっとしているのは無化調故にだと思います
これは旨い!

自家製麺
国産小麦と強力粉がブレンドされた麺は中太と中細の中間、強力粉故か…噛み応え抜群のパワーのある麺
切り刃20番手だと思います、18番になると完全に中太麺になるので20番手だと思われます
加水率32%低加水よりの中加水、断面は正方形の角で茹で時間は短め
茹で時間短めの割に、パツパツのような脆弱な感じとは程遠く、ガミガミと噛み砕く感じです
噛み砕く動作もモチモチ感で緩和され、ストレスはありません
兎に角、噛み応えが抜群で小麦粉の旨味を純豚骨で味わう啜りです

「髄」と「骨」の旨味まで表現してくる豚骨のみを16時間強火で炊き続けた無化調豚骨スープを、抑え目ながら突き抜けるような醤油ダレのカエシで塩味し食味としてバランスされたスープ
そのスープを噛み砕き型パワー麺で持ち上げ啜る

香味油抜きだと
よりより豚骨の旨味がダイレクトに伝わってきて非常に旨い

メンマは歯切れが良くシャキシャキ食感
4時間半かけて煮込んだホロホロのチャーシューは、バラ肉を巻いたタイプで分厚く切られ、提供前にバーナーで炙られます
漢な味わいで食べ応え抜群ですね

旨いです
余韻も強く、無化調故に食後の口内はサッパリ

豚骨一本だから無化調が活きるのだな
ブレンドする食材が多い場合、化調しないと味がまとまらないし
そういった豚骨白湯のお店が多い中で、敢えて、豚骨一本無化調にこだわるお店
素晴らしい


「無化調へのこだわりは、半分は体のことを考えて。もう半分は意地ですね。化調を使い出したら、頼りきりになってしまう。アレコレと努力する自分がいなくなってしまうと思うんです。楽をしようとする自分を戒めるためにも、無化調にこだわり続けようと思います。」とは店主の言葉

そのこだわりが旨いという味に具現化されてるのだから凄い

大変おいしくいただきましたね
ごちそうさまでした