ramenhenzinのブログ

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「激にぼしラーメン」麺肴 今日から

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2018年7月15日 訪問
 

「魚介スープの杉樽しょう油ラーメン」も非常に惹かれましたが、無化調で脂に頼らない煮干ラーメンとはどういう味なのか?体験してみたくなり「激にぼしラーメン」を注文


激にぼしラーメン 800円


口元がはっきりとしたリム状になっている高台丼
煮干しラーメン特有の気泡があちこちに立っています
煮干の香りが何というか・・・非常に上品
無駄が省かれたビジュアル
セメント色が妖艶にさえ感じる


スープを一口(無化調)
おーーーーーーーー何たるサラサラ純度抜群な煮干、というよりも脂を感じなければアニマルも感じない
煮干し以外他はすべて省かれてる潔さと逆にシンプル故に滲み出る麗しさ
煮干粉のザラザラは見た目にも食感にも皆無で、口触りが本当に本当にサラサラーっとしています
サラサラですが、煮干特有の苦味エグミ酸味は感じます
というよりしっかり感じる苦味エグミ酸味の塩梅も妖艶
下で支える(ベース)「昆布、椎茸、節・・・」が味わいの奥深さ広がりにおいての補助となっている

レギュラーメニューの無化調アニマルオフの魚介スープが基調(ベース)でしょうか?
脂をまったく感じないので当然、此処でも動物系未配合が伝わってくる
煮干しは背黒、白口、平子をベースの魚介スープに追い煮干しのようです
タレは醤油をまったく感じない為、完全に塩だと思います

宮城で言えば
「まるたけ」の「こいにぼ」に通ずるものがあります
個人的にアニマルオフの煮干の重みで比べれば、「今日から」の方が上に感じました
恐らくその理由は
下支え基調ベースとなっている上記「魚介スープ」の旨味の出方が上記追い煮干へ半端じゃない強い影響力を持っているからな気がした


舌触りと喉越しが非常にツルツルしています
加水率40%に近い多加水よりのツルツル中加水ストレート麺、切り刃20番手、断面は角
モッチリした食感もある為、妖艶なエグミ酸味苦味を噛む毎にモチモチ深く味わえます

追い煮干もあっさり上品な白口よりも背黒の重みに似た濃さが出てる感じです
これだけ煮干以外を省くとその方が良いし、兎に角「煮干スープを味わってもらう」という為に他すべてあるなら背黒の配合を強めにした方が相対的バランスでも良いと思う

他の食材もスープを邪魔してません
ハーブか何かで味付けされた豚ロース肉もあっさり、メンマも然りです


この「ラーメン」というか「激にぼしラーメン」深いです

これを書いている16日のAM7時でもまだ「妖艶なエグミ酸味苦味」の余韻を感じています

「煮干系ラーメン」の中でも「非常に奥が深い煮干ラーメン」でした
美味と余韻
ごちそうさまでした

岩手県盛岡市南大通り1-10-8 第五陣ヶ岡ビル