「怒濤の煮干豚骨」(7月16日~22日迄の限定)麺屋十郎兵衛 盛岡南店
7月16日 AM9時頃訪問
「麺屋十郎兵衛 盛岡南店」
秋田県大仙市 花火の街大曲 に本店を構える麺屋十郎兵衛 自家製麺佐藤 の 暖簾分けのお店
煮干し系からスタートし、
限定メニューの更新率が半端じゃないという印象を抱いていました
週替わり限定、ゲリラ限定として1日のみ、
深夜、お店の場所へ訪問し場所と距離の下調べは事前に確認済
快活クラブから改めてナビを設定し、
駐車場待ちも1台発生している状況、
おーいいですねー
奥行を持ってカウンターのみがずらりと並ぶ造り、
すべて1人でこなしてます
凄い・・・
しかも情けない事に・・・万札しかない・・・
ら、店主の手が空く隙を見て「ごめんなさいごめんなさい」
何一つ嫌な顔をする事無く両替をしていただきました
素晴らしいとこの時点で接客に感動(笑)
さてさて食券機へ立ち向かうもやはり豊富なメニューに又しても翻
迷いに迷って、ゲリラ限定で好評だったという今週限定「
お店に居る先客は10名程
店主に食券を渡し、しばし待つ事に・・・
あの寸胴はあれであの雪平鍋をこれの為に・・・
「怒濤の煮干豚骨」880円が着丼
丼
小さめの可愛らしい小さめの高台丼
口元が軽くリム状になってます
これはかなり濃厚そうなビジュアルです
しかも岩海苔に玉ねぎとは「燕系ラーメン」的ビジュアル
やはり煮干が香り、食欲はマックス状態です
先ずはスープを一口
レンゲで救うとやはりザラザラしておりドロドロです
口に運ぶと思わず「おーーーーーー」と唸ってしまった(笑)
まずは単純にシンプルに旨いと脳へ落とされる・・・
甘味を伴う旨味の後に塩味がきます
鶏白湯と豚白湯と煮干の融合体がザラザラ濃厚ドロドロ、
鶏豚白湯は煮干の為に下支えしているというよりは醤油ダレのカエ
この一杯も無化調かな?後味に嫌な雑味がありません
スッとしてますね
いやー濃密で旨味が凝縮していて味わい甲斐があり旨い
それでいてサッパリしている
豚バラチャーシュー
厚めで食べ応えがありウマウマです
スープが甘旨味を発揮するが故に醤油ダレの塩味が味変となる一品
これはご飯を掻き込みたくなる男らしい旨さ
岩海苔はスープの風味をグッと上げています
玉葱でシャキシャキ食感味変です
自家製麺
まず麺をスープから持ち上げるとザラザラドロドロ濃密スープがこ
啜りますとこれはもう濃厚煮干系好きにはパーフェクトリーゴーゴ
パツパツ系かと思ったら違いました
思ったより噛み応えに弾力がありシコシコしてますしモッチリ感も
噛む程に小麦粉の香りと濃密スープを堪能出来、
要は、黙って夢中にあっという間に完食してしまう系です
自分はそれを我慢し、じっくりじっくりと味わいました(笑)
切り刃22番手、加水率は26%ではないな・・・27~30%
低加水で断面は角の中細ストレート麺
特に茹で時間はドンピシャが相性良さそうな麺
まぁ低加水の場合、ドンピシャ相性がほぼだと思いますが、
麺は、その日の粉の状態や加水率高低含め、
それにしても濃密と言えど、煮干の酸味エグミは感じないな
煮干の旨味と苦味を感じ、
これは何故なのだろう?と思った
甘味は単純に鶏油と醤油ダレのカエシの融合かな?
でも細部で感じるより全体印象を大きく司る甘旨味だから、
思った程、全然塩辛くないですし、
そこで客は0になり店主の手が空いた所で色々伺います
自分「すいません。切り刃は22番手ですか?」
店主「はい。そうです」
自分「加水率は30%から低め27%
店主「そうですね。やはり日により違います。27%~30%
自分「
店主「はい無化調です。はい配合はそうですね。
自分「実は宮城から来ました。
店主「ありがとうございます。ブロガーとかやってるんですか?」
自分「いえ食べロガーです。この後書き込みますね」
店主「どうぞお手柔らかにお願いします」
自分「いやお手柔らかには書きませんよ(笑)
店主「
自分「いやいや何をおっしゃいますか・・・
店主「白口2種、平子、いりこです」
自分「なるほどだからサッパリしてるんですね。
ここまで機械みたいな淡泊なやりとりではありませんでしたが(
等等のやりとりをして、最後に店主に「旨かったです。
見送っていただきました
申し訳ないです
ありがとうございます
いやーーーーーーーーしかし旨かったなーーーーー
味の旨さは然る事ながら、店主は接客の鏡のような方だ―
「怒濤の煮干豚骨」これは旨いです