ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「濃厚そば」煮干らー麺 シロクロ

2018年9月19日 夜 訪問

「虹ソラ」を出発し、盛岡方面へ向かいます

 

途中
30分程仮眠を取って、花巻市をこえ紫波郡矢巾町

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今日の限定は「海老つけ麺」

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メニューのラインナップが煮干専門です
「煮干醤油らー麺」「塩煮干らー麺」「煮干そば」「濃厚そば」

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持ち運ばれた眼前にある丼の中のスープのドス黒緑の色合いは、まさに「いづる」
おーーーこれは生半可じゃなさそうだー^_^
スープを軽く掬うと濃密具合はそこまででもなさそうだが、高濃度低粘度サラサラ
そして、熱々で湯気の立ち上りが凄い
雪平鍋でちゃんと火を通したのだろうなと想像

 


「濃厚そば」850円
https://youtu.be/2-mulk4ldS4

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具は
枕木メンマ3本、青ネギと粗く刻んだ玉ネギ
低温調理の巨大な豚肩ロースチャーシュー、サシの入り具合が美味しそう、厚みもあります^_^


スープをいただきましょう
………うおーーー………キターじゃないけど(笑)、煮干のエグミ苦味がジワジワジワジワドポンドポン舌に来ます
その後、塩気がズアーーーーと攻めてきます
烏賊煮干の風味も半端じゃない

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・湿気の強いジドジドマニアックな地下奥深くへと潜り込むかの如くの「ジワリジワリと広がる強力なエグミ苦味」
・そのエグミ苦味を、よりエググする為、エグミを補助している強い塩気
・強風荒波の如くの超ニボラー向けの烏賊の干物の最高の臭み

…らーめん変人は「ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ」としています…
変なおじさんだかーら変なおーじさんを踊りましょう…喜びで混乱メダパニパンクしてますね(笑)
すいません
アホでした(笑)

旨いのは勿論なのだが、この稀な煮干の強烈なエグミ苦味を抽出するお店が、東北にある事に強い喜びを感じた
嬉しいーー^_^

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煮干は
白口、背黒3種、鯵、平子2種、烏賊等を一杯に160g
動物系は
明らかに鶏白湯と想像(いづるも鶏白湯だが、濃密と感じるだけあって、いづるはトロトロ具合がもっともっと凄い)
超濃厚煮干といえど、動物系白湯の割合が多くないと、粘度は中々上がらないもの
カエシは、塩気と醤油感の強さと重みから言って、薄口では無く「濃口・再仕込・生」辺りを使っていると想像
でなければ、醤油感を伴い塩気と味に奥行きがここまで出ない筈


仕入れの都合で限定杯数の提供となる事から、東京だったらオープン前から並びが出来るだろうな

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麺(150g)
切り刃22番かな?加水率30%前後のパツパツ系
このスープとの相性は当然抜群で何の迷いもなく、ピッタリマッチ感に浸りながら啜ります
煮干スープが絡み最高ですね

 

サシの入りが美しい巨大なチャーシュー
厚みがあり、噛む毎に肉の旨味が広がります
醤油ダレのつけ具合も、程よく
スープのエグミ苦味で口と鼻と脳が一杯のせいか、この醤油ダレの上品さが絶妙となる
「シロクロ」のチャーシュー、本当美味しい

 

枕木メンマ
回りの主張からバランスすると、この主張の無い平凡な感じが逆に良いですね

 

粗刻み玉葱
辛味もあって、それが面白かった
辛味が、エグミ苦味の食べ進めにプラスアルファーを与えている
スープ上で、唯一みずみずしく、シャキシャキ味の変化、箸休めで
この一杯には必ず必要なパーツ

 

これは「和え玉」必須だが、この後の連食を考え我慢
東北に、鶏白湯に重い再仕込醤油系を合わせた煮干の強烈なエグミ苦味を抽出するお店がある事に嬉しくなりました
「シロクロ」大好きですねー

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美味しかったですと言い、お店を退く
満足満足
ごちそうさまでした

盛岡へ向かいます