ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「鶏そば」南部屋路ばた 盛岡市上太田店

2018年9月20日 昼 訪問

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「麺屋十郎兵衛 盛岡南店」を食べ終わり、車中で食べログ等を更新してるとあっという間に、AM10時30分

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南部屋路ばた 盛岡市上太田店」までは、8キロ
早めに着いてしまい、駐車場で待機

オープンAM11時、一番乗りで入店


「鶏そば」とお伝えし、着席
しばし待つこと5分で着丼
https://youtu.be/D-xiSPHsIt4

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今回初の「鶏」系
コンパクトな白い逆円錐形の丼
濃い琥珀色の澄んだスープ、鶏油が点々と綺麗に浮かんでおります
丼の形状美に寄り添うように、麺が綺麗に折りたたまれております
具は、味玉ハーフ・穂先メンマ・折り畳んだ豚肉ロース肉の低温調理チャーシュー・豚バラ肉チャーシュー・白髪ネギと青ネギの細切りを混ぜた白と緑の色合い対比が美しいネギ

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スープ
中身は「水、鶏、醤油」
掬い啜りますと、鶏出汁と鶏油の旨味が、先にやってきます
続いて、「醤油のキレ・醤油の古風な旨味と酸味」が押し寄せてきます

 

食べログフォロワー様のレビューによりますと、何とこの「鶏そば」は「地鶏」を使っておらず「普通の鶏」との事

 

「えーーーーーーーーーーーー!!!!!!!この旨味でそうなの?」と、店主さんの出汁の抽出力に圧倒されます

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「普通の鶏」は「地鶏」の奥深い旨味には完全に劣るが、「地鶏」と遜色ないレベルにまで達成させている寸胴の火加減等の店主の光過ぎてる技に恐れ入ります
先ず、上記にビビり強い感心の下、いただく事となりました

店主がブレンドを改良し続ける醤油ダレの醤油感と鶏油のコクが、「地鶏」にはどうしても劣ってしまう「出汁の厚み」を上手過ぎるくらい補整出来きっております

 

「地鶏を使わない鶏そば」
この店主の腕だからこそ「逆にユニークな個性になり得ている」気もした

 

お店のPOPによれば
醤油ダレは、生醤油と再仕込醤油、たまり醤油、乾物、本みりん、純米酒、フルーツ酢をブレンド
情報によれば、最近「πウォーター」を導入し、それに伴いタレを再調整したとの事
非加熱無濾過醤油3種(要は生揚げ醤油かな?)、再仕込醤油、三河みりん、純米酒等のブレンドに変えた模様

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自家製麺(160g)
麺を啜り噛み締めると、食感の独特さと小麦の香りの際立ちにユニークなものを感じます
岩手県産「ゆきちから」をメインに南部小麦の「ふすま」を練りこんだ自家製麺
切り刃20番手、加水率35%(天候、季節により変動有)、断面は角の中細ストレート麺
独特のコシとモッチリ食感が、練りこまれた「ふすま」と思われる小麦の香りを噛む毎に際立たせて行くような仕様に独特を感じる自家製麺です

黄味が美味しい味玉ハーフ、食べやすいシャキシャキ穂先メンマ
柔らかいハムハム食感の低温調理の豚ロースチャーシュー、このスープの中で豚脂の旨味が新鮮な豚バラチャーシュー


上記スープに醤油ダレ、そこに上記自家製麺
「鶏そば」と言えど、他店の「鶏そば」とは、全く違う強い個性を感じました

 

「地鶏」使ってないのに、本当凄いなーと店主の腕に感服

目を瞑り、ニコッとするように美味しくいただきました
ごちそうさまでしたー