ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「とろとろ昆布出汁からませつけ麺(昆布水つけ麺)」○期間限定<自然栽培の春よ恋を50%配合>○らぁめんサンド

2018年9月20日 昼 訪問


南部屋路ばた」から、11:20分に出発

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「らぁめんサンド」に、11:50分頃到着
今日は外並び無しも、店内は5名程の待ち状況

10分程で席に案内され、15分程で提供

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「とろとろ昆布出汁からませつけ麺(昆布水つけ麺)」 900円
https://youtu.be/JHB-xYKuut4

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提供されたのは下記、3点セット

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■せり上がった麺が「トロトロ」の昆布水に浸かった状態で有田焼の鉢の中に配膳■


○ガゴメ、利尻、日高の3種の昆布と宗田鰹節を水出ししてとった粘度の高い「トロトロ」の昆布水
切り刃16番、加水率38%の自家製平打ち麺
北海道産のスーパーはるゆたか、春よ恋、石臼挽き春よ恋全粒粉、岩手県産ねばりごし2等粉をブレンド

さらに
最新のフェイスブックによれば○盛岡市西青山にあるらあめんサンドです。先週から提供しておりましたが貴重な小麦を栽培し、収穫していだだきました。東和町産「自然栽培、春よ恋」です。有機栽培でも無農薬小麦でもありません。自分の力だけで育った生命力を感じる小麦です。この春よ恋を50%配合し昆布水つけ麺で2週間程提供しております。
まだまだこの小麦に対して製麺技術が追い付いておりませんがよろしくお願いします。」○との告知です

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■ぬちま-す、無添加の柚子胡椒、提供毎にすりおろされる岩手県産生山葵、レモンが盛られ配備された皿■

 

 

■「鶏そば」の醤油スープの「つけ汁」の鉢■


○鶏→比内地鶏の丸鶏・青森シャモロックのガラ・住田町清流の丸鶏

醤油→岩手・群馬・兵庫などの濃口・薄口の生醤油、たまり醤油、再仕込み醤油の計6種類をブレンド

πウォーター使用○

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〜つけ麺のおいしい食べ方を再度読みます〜

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先ずは
何もつけずにそのまま麺を啜ります
予想を遥かに凌駕するトロミに先ず驚嘆気味、麺を持ち上げ啜りますと、先ずもうこれだけで抜群に美味しい

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第1段階の啜り

麺の小麦感の生々しさ具合が半端じゃなく、どこか古風な感じの生々しい香りが絶品です

次に
ぬちま-すをチョチョっと麺に付けて、啜ります
粗塩と正反対もいいところのシットリとした塩で、塩肌も塩気も穏やか

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第2段階の啜り

次に
柚子胡椒を付けて啜ります
柚子胡椒の清涼感とスパイシーさが麺に違う表情を与えます


第3段階の啜り

次に
山葵を付けて啜ります
山葵のツーンと鼻に抜ける爽やかな辛味とトロトロの昆布水が絶妙に融合


第4段階の啜り

次に
ぬちま-す、柚子胡椒、山葵を付けて啜ります
つけ汁に浸けない啜りの最も高い位置、シットリした塩気と清涼感のシンプルな極楽

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第5段階の啜り

そして、つけ汁だけをいただきます
…「鶏そば」の醤油スープの「つけ汁」…
つけ汁だけをいただきますと、鶏そばのスープの濃厚な状態を堪能出来ます

先ず
キレ、コク、重さの醤油の三重奏が口の中で立ち上ります
生醤油中心の醤油ダレの香りと旨味が抜群です
続いて
鶏の品格が上の旨味が、少し遅れて下から上へ上方修正し、立ち上ってきます
そして
鶏油を軸に、両者が同じフィールドで渾然一致
素材同士の旨味が相乗、口鼻と広範囲に融合した旨味が広がり、のち徐々にフェイドアウト

これは本当にやばい!!!(笑)

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具は
鶏そばと同じで、つけ汁の中に投入されてます
淡白な旨味の豚ロース肉の低音調理チャーシュー
シットリとしつつもブラックペッパーで一品の表情の鶏ムネ肉チャーシュー
シャキシャキ食感の枕木メンマ
鶏スープ(特に鶏油)と合うべくして合う香り高い三つ葉の余韻

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そして
つけ麺としてあるべき姿
つけ汁に麺を投入し、思う存分啜るというヤツです

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最終段階
スープに麺を付けて、麺を啜ります

トロトロの昆布水が上記「つけ汁」と、つけ汁の針の中で合わさります
そして
昆布水とつけ汁をまとった麺を啜ると、美味過ぎを超えてしまい、もう何も言えません(笑)
夢中に啜るというより、明らかな至極の啜りと既成概念を打ち破られた後の心の空白からゆっくりゆっくり噛み締めるように味わう事となります

そして
レモンを絞ると、最終段階のエンディングの演出の始まり、上記に酸味が増して、究極の味変化のフィニッシュ

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最後の最後
スープ割りですが、昆布水の残った有田焼の鉢から、つけ汁の鉢に昆布水を流し込み最後のエンディングを楽しみます

今までの全てが、完全に打ちのめされた一品
この一杯が、全てを凌駕してしまいました

感無量に浸り、お店を退く
ごちそうさまでした