ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「つけ麺(濃厚昆布鰹水出汁)」らぁ麺屋 飯田商店

2018年10月20日 PM12:00過ぎ

「醤油らぁ麺」に続き連食


「つけ麺(濃厚昆布鰹水出汁)」1000円

https://youtu.be/Br6-qxos2Hw

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湯河原産柑橘果汁、千切られた海苔、沖縄ぬちまーす
比内地鶏ベースの醤油スープ(醤油らぁ麺のスープとは違います)
昆布と鰹を水出汁した液体に麺が浸かってます
この出汁がトロトロで相当な高粘度です

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①麺のみを啜ります
朝挽きの自家製粉使用という事で新鮮な小麦粉の香りが広がります
水出汁だけあって生々しい出汁です
生々しさ新鮮さがこの鉢には詰まってます
昆布水つけ麺はよく出会いますが、昆布に鰹と来るので昆布の奥行きのある甘味に表情豊かな鰹節の芳ばしさがミックスされて、極めて贅沢な水出汁の印象です
朝挽きの自家製粉を使用した自家製麺、ツルツルツルツル口の中に入って来るのですが、つけ麺には珍しい溶けるような舌触りと食感、小麦の新鮮な香りが光りまくってます
切り刃は16番手加水率38%辺りでしょうか?断面が長方形で平打ち気味です

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②沖縄ぬちまーすを麺に付け啜ります
シットリとした塩で粘度の高い出汁にコーティングされた麺に溶け込む様、塩気が麺の表情を豊かにします
これだけで麺を全部啜ってしまいそうになるくらい美味しすぎて、4分1程度の麺量を啜ってしまいます
麺量は全部で240グラム超え辺りでしょうか?

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③つけ汁のみを啜ります
比内地鶏をベースに醤油感が半端じゃないです
先程の「醤油らぁ麺」より濃く厚い醤油感
塩気もかなりのモノだが、それ以上に重く深く濃く厚い
重深濃厚(造語、笑)
やはり醤油の一部に鶏がいます
醤油を引き立てる鶏出汁と鶏油
醤油がメインです

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④つけ汁に麺を軽く付けて、何度か啜ります
軽く付ける事により麺が温くならず、高粘度の出汁にコーティングされた麺が適度なつけ汁を背負い食べ進めに抑揚が出てきます

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⑤山葵を麺に付けて啜ります
新鮮な山葵です
辛味はほどほどで、むしろ上品な甘みを麺に添えて来ます

⑥海苔を麺に纏わせ啜ります
この場面だけお蕎麦を啜ってるような錯覚に陥ります

 

⑦つけ汁にガッツリ麺を浸して、何度か啜ります
麺が高粘度の出汁にコーティングされている為、醤油感が重深濃厚なつけ汁と完全には絡まない啜りを堪能します
つけ汁の醤油感の重深濃厚を改めて実感します
何度か啜るうちに、麺に纏わりついている昆布と鰹の出汁がつけ汁に溶け込み、昆布のグルダミン酸と鶏のイノシン酸が融合、元々のつけ汁の重深濃厚具合に豊潤さが増して来ます

⑧またあえて麺だけを啜り麺の表情を確かめ、②⑥の流れで麺の香りを楽しみます

 

モモ焼豚
「醤油らぁ麺」に記載の通り、肉の旨味の引き出し方がピカイチ
ロースチャーシュー
「醤油らぁ麺」に記載通り、サシの効いた肉の旨味の広がり方が何とも言えない美味

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⑨湯河原産柑橘果汁をつけ汁に軽く垂らし、つけ汁にガッツリ浸しガンガン啜ります
時に軽く時にガッツリ浸し啜り、変化を楽しみます
湯河原産柑橘果汁がつけ汁に清涼感のある酸味と甘みを与えるので、昆布と鰹の高粘度出汁と融合した重深濃厚な醤油感が清涼感を伴って、優しい表情を帯びてきます

後はひたすら啜りまくり、最後につけ汁に水出汁の液体を投入

贅沢極まるスープ割ならぬ水出汁割を楽しみエンディング

そして三つ葉の余韻

極めて贅沢なつけ麺です

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極めてハイレベルな対比となるが、個人的感想の為、ご了承いただき申し上げると
水出汁の粘度レベルは、「らぁめんサンド」(岩手県盛岡市)の「昆布水つけ麺」と同程度な印象、ただし「飯田商店」の方が昆布にプラス鰹の表情までも豊かな水出汁の印象
つけ汁の濃厚具合は「飯田商店」が醤油感が重深濃厚な点で上、「らぁめんサンド」のつけ汁も濃いのは濃いが塩気のレベルが違う
「らぁめんサンド」のつけ汁の方が鶏と醤油の相乗的バランスが良い、「飯田商店」は鶏に支えられた醤油感が重く深く濃く厚い

至極贅沢なつけ麺をいただいたのと贅沢過ぎる連食で放心状態
ごちそうさまでした