期間限定「極鯖中華そば」麺屋 久兵衛
2018年10月4日 仕事後訪問 夜18:30
宮城郡利府町「麺屋 久兵衛」、魚介系スープ(特に鰯煮干)と自社工場で独自に製造したという平打ち手揉み系不揃いの太麺が美味しいお店
今月から「味噌らーめん」が始まり、10月の平日夜限定は「極鯖中華そば」、鯖節3種、香味油にも鯖節を加え、鯖の旨味にとことんこだわった一杯とのブログ情報
らーめん変人は「極鯖中華そば」850円を注文、大盛270gまで無料との事にて大盛をお願いし待機
「極鯖中華そば」
https://youtu.be/0aZZuexVBss
スープは割と少なめ
豚肩ロース肉チャーシュー
細切りメンマ
葱
カイワレ
半熟卵ハーフ
スープをいただきます
スープのベースはレギュラーメニューの中華そばと同じ
鰯煮干が鯖節に変わった感じ
鯖節に着目したというだけあって、鯖節の甘みが他食材の甘みと連動共存して口の中で広がりますね
・鯖節、羅臼昆布、醤油ダレ、香味油(鯖節入り)、若干の化調
上記が甘みという共通点で共鳴し、表情をクッキリ出してきます
「動物使用淡麗魚介醤油(バランス系魚介醤油)」といった枠組みに入る味でしょうか
動物系清湯スープに羅臼昆布の出汁を合わせ、甘めにブレンドされた醤油ダレのカエシ
醤油ダレのカエシに若干の化調が配合されてそうな味わい
レギュラーメニューの「中華そば」は、上記の羅臼昆布に鰯煮干を合わせてますので「極鯖中華そば」は、この鰯煮干の部分を鯖節に代用したと推測
そして、別で作り上げた香味油にも鯖節を加えて鯖感をupさせた足し算の鯖節スープという感じでしょうか
鯖を押し出すなら
鯖節、羅臼昆布、醤油ダレ、香味油の動物系不使用で、味の透明度を上げた(逆に言えば落とした)「鯖節中華そば」が自分の好みですが、動物系を使用する事により下支え感がupしてる感じも良いですね
鯖節3種・香味油にも鯖節を加えるという複合的に鯖感を抽出、鯖節・羅臼昆布・醤油ダレの甘み・若干の化調が甘味の名の下に集結、更には動物系清湯スープで下支え、足し算で甘味を全面に押し出した美味しい魚介スープですね
自家製麺
一般的にパスタやマカロニに使用されるデュラム小麦配合の平打ちで手揉みのような断面不揃い感が面白い太麺
特殊な機械で不揃いな手揉み感を創出してそうな感じです
凸凹で持ち上げ難く、啜りますとやはり面白いですね
不揃いから来る突っかかりが独特の口運びを創出
舌触りはプルルとしており、食感はデュラム小麦効果で弾力がありプリプリシコシコです
加水率は中加水感が強い
麺肌はプリプリ、内部は小麦が凝縮
加水率は35%辺りでしょうか
麺も独特ですが、普通のスープを変り種にしてしまう力がこの麺にはある印象です
魚介スープの旨味を持ち上げ、美味しい麺です
豚肩ロース肉チャーシューは火がキチンと通されてますが、中々の柔らかさ
細切りメンマとネギはシャキシャキ食感
半熟卵は程よい醤油味で美味しい
レギュラーメニュー「中華そば」の応用の一杯
動物系不使用であるアニマルオフで食べたかった節もあるが、久兵衛らしいと言えば久兵衛らしい鯖節の拾い上げ方
出汁感がキチンと出てる為
魚介ラーメン好きならば、間違いなく誰もが美味しいと言いそうな一杯であります
久兵衛らしい魚介出汁の中華そば
久しぶりにいただきました
うまかったです
ごちそうさまでした