ramenhenzinのブログ

鶏 豚 魚介 カエシ 啜り命

「冷たいバナナミルク」らーめん くろく

f:id:ramenhenzin:20180808020433j:imagef:id:ramenhenzin:20180808020444j:imagef:id:ramenhenzin:20180808020454j:imagef:id:ramenhenzin:20180808020505j:imagef:id:ramenhenzin:20180808020527j:image2018年8月3日 夕方 訪問


目的はツイッターで告知が出た「冷たいバナナミルク」

…本日18時からの気まぐれ限定は「冷たいバナナミルク」です。
いやー今回はリミッター振り切りました。最近の忙しさで溜まったストレスが全てこの一杯に集約されました笑
ホント素晴らしい物が出来ました。
ダメな人は残してね…ツイッター店主告知

どんな「冷やし」なのか…胸が高鳴ります

相変わらずラーメン屋っぽくない店内
洗練されていてオシャレです

無化調スープが特徴

「冷たいバナナミルク」850円

「今回の限定はかなり変わってますが大丈夫ですか?」と女性スタッフさん
「これ目的で来たので大丈夫です」と自分

着丼
シルバーの切り立った丼が冷え冷え感を更に演出してますね
豆乳色のビジュアルにブラックペッパーが「カルボナーラ」を連想させます
相容れないふたつのオイルが浮かんでますねー

スープをいただきましょう
おーーーーこれは面白いー変わってるー^_^
甘ったる過ぎないビターでコクのある甘み
口当りはかなりサラーっとしてます
塩味もコクもちゃんとあります

自家製麺
持ち上げますと豆乳色のスープに隠れながらもシルキーな色合いさ加減が伝わってきます
啜りますと予想通りの多加水麺、ツルツルツルツル滑り止め無しの如く口内に運ばれ、食感は適度なモチモチ、噛む動作に都度跳ね返りがありシコっと噛み切れます
切り刃20番手、加水率40%程、断面は長方形の中細ストレート麺
かん水の割合は低めだと思います
熟成させていると思われますが、添加物は使ってないと思われます
啜りは全然パスタっぽくなく、まさに冷やしラーメンのそれです
ビターな甘味とコクを含有する冷やしバナナミルクスープを中華麺っぽくない中華麺で啜るという摩訶不思議ながらフムフムと納得する独創性に感慨を覚える啜りです

スープ
サラサラと言いつつも、バナナの滑り効果で若干のトロミがあり、トロミがサラサラ牛乳で流されてる感じです
甘味はバナナだけで抑えている印象です
ベタベタしておらず、ビターで大人な甘味です
ブラックペッパーと唐辛子が辛味苦味というスパイシーなアクセントで引き締めてる効果もビターさ加減に一役勝っている感じですね
ところで、相容れない2つのオイルは恐らくですが、レギュラーメニューに使われる比内地鶏の鶏油とオリーブオイルな気がします
ビターな甘味に隠れたストッパーのような苦味はブラックペッパーのみならず生姜の清涼感のようなものも感じますね
カエシに醤油ダレは使ってないと女性スタッフさんが言ってましたので、イエローソルトによるシンプルな塩のカエシでしょう
カエシというより塩分と言った方が適切かもしれませんね

豚肩ロースのチャーシューはこのスープが故に醤油ダレに付けられた味わいがわかりやすく伝わってくる
甘めのメンマもこのスープ上が故に、甘味よりも塩味でアクセント
葱がシャキシャキ食感良く、アリシンの辛味がこのスープ内で際立ちます

作り方は
牛乳とバナナと各種隠し味食材をミキサーして提供してるのかなー?
隠れている食材が表情を出さずも絶妙にコクや広がりを担っているスープ
カルボナーラのようなチーズや卵黄の食味はまったくしませんね
スープと一つ距離のある動物系のコクは鶏油、スープに馴染むコクはオリーブオイルとバナナ

と私は感じました(笑)

面白過ぎる一杯
リミッターを振り切ったという一杯
かなりの独創型ですがラーメンという一杯に収納出来てる処が凄いです

美味しくいただきました
ごちそうさまでした